台湾の珍寺「金剛宮」にやって来ました。
まずは、ここのお寺で一番見ておくべき像からご紹介します。
いたあぁぁ!!!!
「六十甲子太歳」という十干と干支を使って表される60通りの年に従って振り分けられた神様の像が並ぶコーナーに鎮座されている、目から手の像。
このお方の名前は「甲子太歳金辨大将軍」。
別の角度より。
この方は「封神演義」に出て来る「楊任」という神様がモデルと言われています。
楊任は商(殷)の紂王に仕えていましたが、紂王の腐敗、堕落を諫言したために、目をえぐられてしまいました。それを哀れに思った道徳真君が楊任の目に仙丹を入れました。すると、目から手が生えて、手に目玉ができました
Yahoo!知恵袋より引用
手が届くところなら何でもどこでも見ることができるという神技を具現化した像なんですよね。
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では追って、見た順番にご紹介していきますね。
観音様だな。
この方ぐらいの像なら、日本でもまあ見かけることは多いでしょう。
こっちは七福神が乗ってる舟でしょうね。
うん、日本人の私でも分かる。
これはよく分かりませんでした。
参拝の方が、なにやら係の人の説明を受けて、中に入って行きます。
「七星橋」という名前で、渡辺直美も体験したお祈りロードらしい。
この道を通って、各所で名前、住所、誕生日と台湾のお参りルールをつぶやいていくんだとか。
このお参りは100元でできるらしいが、言葉の分からないコミュ障の私は遠巻きに眺めるだけです。
涅槃像様もおられました。
全長は約18メートルの巨大な釈迦像です。
足元から。
さすがにタイバンコクの王宮ワットポーの涅槃像様と比べると、ちゃっちさは否めないが、この方はこの方で、独特の味がありますね。
閻魔様ですね。
とにかくいろんな神様がたくさん鎮座されていて、見どころたくさん。
なんとも不気味な部屋・・・「五百羅漢殿」。
五百羅漢像がおられるんですけど、ここはお化け屋敷ってくらいに恐ろしさ満載。
こんな時に限って、他の参拝客は1人もいない・・・
って、ひょこっと誰か人が現れたら、めっちゃびっくりするやろけどね。
ホント、この中の像の1つが今にも動き出しそうだ。
どれもが同じ像が1つもないんですよね。
喜怒哀楽、どの像も違った顔をしております。
日本でも似たような珍スポットに行ったことあるけど、金剛宮の方が迫力は上だね。
さーておどろおどろしい場所から、安まる像の通りに行きます。
ここは天国を表しているんだとか。
しかし、天国があれば地獄もあるってことで。。。
1階下へ降りると、そこはまあ逆の意味で素晴らしい世界でした。
この罪人が飲まされているのは一体なんだろ?
うぎゃーーーー!!!!
こっちは串刺しの刑か。
釜茹での刑。
重い石をずっと持たされる刑。
猪に喰われる刑。
他にも色々と処刑される像がありますが、このブログではこの辺で。
これまた、私は日本で地獄めぐりができるような場所はいくつか行ってますけど、ここ金剛宮の方が絶対に面白い。
出て来て、この巨大は神様を見るとなんかホッした。
この顔立ち、それとなくだらしなく見えて、親近感湧くな(^^)
とまあ、これだけ見どころあって、拝観料無料でええの?ってくらいに大満足ですね。
日本各地の珍寺・珍神社を巡って来てる私ですが、ここ以上に素晴らしいとこはないですよ。
B級珍スポ好きなら、ここ金剛宮に来るって目的だけで、台湾旅行を計画してもええくらいの充実度です。
あ、あと、旧正月でもあったのか、ふるまいの食事も用意されておりました。
また、明日の記事でその模様を続けますね。
住所:崁子腳路41之3號, Shimen District, 台湾 New Taipei City
電話:+886 2 2638 2076
営業時間:8:00~17:00
定休日:無休