こちらの施設は、以前の旅で1度訪問済みやったんですけど、
再訪するだけの価値が私にはありました。
全国あちこち旅の道中、こういう戦時史料館は必ず立ち寄るようにしております。
その中でもこちらは展示が非常に充実しているんですね。
そして、10分の1の大きさで作られた戦艦大和は再び見てみたい(^^)
大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)にやって来ました。
入館料は500円。
この規模の見学施設としては、安いと思います。
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まず、入り口入ってすぐに、この史料館の目玉ですね。
10分の1スケールの大和模型が登場!
ちょっと逆光で見にくいんですけど・・・
前編では、この大和にターゲットを絞ってご紹介します。
まあ、誰でもこの名前は聞いたことありますね、世界史上最大の戦艦。
しかし、後の説明見てると、これでもコンパクトに仕上げたんだとか。
後方から見た図。
搭載火器、排水量に比べて、その大きさはさほどではないんです。
10分の1スケールの模型ですけど、こうして水上偵察機も載せてます。
乗組員の模型も脇に(^^)
その大きさと比べると、実物大和の大きさが想像できるかと。
艦橋とその周り。
実は、大和が建造して進水した当初は、こんなに高射砲はなかったんですよ。
こちらが、大和装備の推移。
最初の頃は、両脇にも副砲が装備されていたんです。
しかし、この太平洋戦争は、航空機の時代となりました。
ですので、どんどん対空砲に変えていかざる得なかったんですよ。
前方、斜め上から。
大和の主砲は46センチ砲。
過去世界最大の砲身です。
しかし実戦で、この威力を見せつける働きはできませんでしたね。
敢えなく、現在はこんな姿になっています。
沖縄への特攻作戦、その向かう途中で航空機の攻撃を受け、沈没するわけですが、
深い海底で、こうして眠りについてます。
上の階からも撮影してみました。
最後はシアターで、大和の生産技術についての映像を見ます。
日本の造船技術は、戦後まもなくから、世界トップレベルに到達するんですけど、
敗戦国でここまでやれたのも、こういう技術の土台があったからです。
日本人の勤勉さ、ひたむきな努力ってのがよく分かる。
まず、この前編では大和に特化して記事を進めましたけど、
こういう戦時史料館では、戦争の悲惨さを目の当たりにする施設が多い中、
ここ大和ミュージアムでは、日本の工業生産技術の推移と進化、
そういうことが勉強できるようになっています。
現在の様々な技術も、世界の中でトップレベルで保てるよう、
昔ながら日本人特有の勤勉さ・・・見習わなければいけないですね。
私も肝に銘じました。
他にもいろんな展示が、ここ大和ミュージアムにはあります。
以下のリンク先をどうぞ。
行ってよかった?
★★★★★★★★★★(10段階評価で星10つ)
住所:広島県呉市宝町5-20
電話:0823-25-3017
営業時間:9:00~18:00
休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)但し年末年始、GW、夏休みは無休
入館料:一般500円
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