兵庫県の中央部を北上中です。
ずっと兵庫県で人生の大部分を過ごしてきた私なんですけど、
行ったことのない観光地が、この兵庫県のど真ん中にあるんですよ。
その名は「生野銀山」。
洞窟に潜るの大好きなんですけど、近くやからいつでも行けると、
絶えず後回しになっておりました。
しかし、今回の日本一周旅、いろんな洞窟に潜るのもテーマにしているし、
そんな先を急ぐ旅でもないので、ようやく訪問しました。
周りは完全に山ん中。
そんじゃ入場いたしましょう。
大人900円とちょっと高いなと思いつつも、先に進みます。
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昭和48年(1973年)に廃坑ですから、現代まで採掘されていたんですよ。
観光用にしっかり整備されております。
そしてこの坑道内は、1年通じて13度の温度で保たれているらしいです。
夏の暑いの苦手な私は、ここに住みたいくらいや(^^)
江戸時代での掘削の様子をマネキンを使って再現しております。
ここの鉱山は歴史が古く、平安時代初期の大同2年(807年)には開坑したとされる、
歴史ある鉱山なんですよ。
江戸時代には月に150貫(約562kg)の銀を産出する、日本最大級の銀鉱山でした。
この当時は機械なんてないから、手掘りで掘ってた後もあります。
この暗くじめじめしたとこで、こうして食事してたんですね。
豊臣秀吉もここの水を飲んだんやろか?
落ちたら死ぬな。
そして、昭和時代の機械化が進んだ採掘の様子もマネキンが再現していますね。
そして長い年月をかけて深くまで掘削されておりますから、こんな機械も・・・
あと、この坑内の1年通じて一定温度であることを利用して・・・
熟成酒が造られておりましたね、ここの売店で売っているんだとか。
江戸期の歴史を学べる「鉱山資料館」と、
生野銀山の仕組みを知る「生野鉱物館」ですね。
鉱山の内部総経路は350kmもあったんだそう。
この観光用に歩いたとこって、ほんのわずかやん。
あと売店レストラン近くでは、すくい採り体験コーナーもありました。
平日の日中にお邪魔したんですけど、まあ人が入ってなかったですね。
この後、近くの竹田城跡にも行きましたが、観光客の数が全然違う。
銀山では、世界遺産に認定された石見銀山と比べても、
生野銀山って、全国的にマイナーやもんな・・・
洞窟探検的な要素は皆無やったし、私も1回訪問すればええかなってところ。
マネキンが動いてくれたら、さらに興味持って見たかもです。
住所:兵庫県朝来市生野町小野33-5
電話:079-679-2010
営業時間:9:00~17:30
定休日:12月~2月の3ヶ月間のみ火曜(火曜が祝日の場合は翌日)
入場料:大人900円、中高生600円、小学生400円
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