本来、諏訪湖方面へは立ち寄る予定がなかったのですが、
この仏様を拝みたいがために寄ったようなもんです(^^;)
下諏訪町指定の文化財にもなっている、石仏。
「万治の石仏」とようやくのご対面です。
すぐに見つけることできるかと思ったのですが、案内標識が出てますので、
その通りに、諏訪大社の春宮の駐車場に停めて、
案内どおりに行けば、上写真の橋を渡るとすぐです。
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ご覧の通り、自然石の上に、仏様の頭のみが乗っているんですよ。
この変わった形は全国でもなかなかないでしょう。
造られた年が1660年とのことですから、関ヶ原の戦いから60年後。
江戸時代初期の頃ですね。
下の土台となっている自然石にも、胴部の模様が描かれています。
苦悩し、瞑想しているようにも見えますが、
元来、こういう苦虫を噛み潰したような顔なのかも・・・
後方はなだらかな斜面になっており、削られたような跡がありますね。
仏様というよりも、そんな印象を持ちますね。
この頭部落ちないのかなとも思ったのですが、1991年に一度落下して、
中には支柱をつけて修復したとのこと。
なに?
この石仏をモチーフにプラモ&フィギュアが作られているんだそうな。
また最近のゆるキャラブームに乗ろうとしているのか、
万念君と阿弥陀万里ちゃんなんてキャラまで作ってます。
あまり神社、寺に興味がない私ですけど、
こういう変わった建造物は大好き♪
下諏訪町もこの石仏を前面に押し出して観光名所にしようとしているので、
日本酒の美味しい地でもありますから、諏訪湖立ち寄る際には、
一度、こちらの仏様も拝んでみてはいかがでしょうか。
行ってよかった?
★★★★☆☆☆☆☆☆(10段階評価で星4つ)
住所:長野県諏訪郡下諏訪町東山田
電話:0266-26-2102
休日:無休
駐車場:50台(諏訪大社春宮の駐車場をご利用下さい。)
旅に出たくなる地図(日本)
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