本来、熊本県は最終章の九州リベンジレンタカー編で行ったので、
この城の記事を書くのも、だいぶ先になる予定でした。
しかし、つい1ヶ月前に行った熊本の、現在の悲惨な現状を見て、
まだまだ新しい仕事に慣れず、他の記事更新も全く書けていない状態
(4月分の更新は全て3月中に予約で完了させてます)ですが、
この記事だけは先に合間を見つけて書いておきたいと思い、ペンをとります。
熊本県のシンボルでもある「熊本城」です。
この日はあいにくの雨やったんですけど、
この日本一周旅は、全国各地の天守閣を巡ることがテーマの1つでもあり、
また、私的に日本で一番かっこいい城は「熊本城」だと思っていて、
天守閣巡りの最後の締めくくりは絶対ここにしなきゃって、
スケジューリングしました。
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過去2度、園内には入っていないんですけど、来たことはあります。
(1度目は土砂降りの雨で諦め、もう1回は年末休みでした)
ようやく近くから、この素晴らしい天守閣を眺める機会ができて感動もんです(^^)
明治時代の西南戦争時に、残念なことに、謎の出火で焼失してしまってるんです。
そして、1960年(昭和35年)の熊本国体開催と築城350年を期に、
外観復元の鉄筋コンクリート製の復興天守閣が建てられてました。
中は、大阪城や名古屋城と同じような資料館になっております。
しかし、結構、焼失前のお城の資料もいっぱいあったんで、外観はほぼ忠実。
この上の写真が焼失前の天守閣です。
どこやろ?って苦労しましたけどね(^^)
どうです?非常に似せて復元されてますよね。
天守閣の一番上は安全上から欄干も高く、ガラスで覆われておりますから、
少し違ったようにはなってますけど。
先ほども触れましたとおり、ガラス越しの安全設計ですので、
雨が降っていなくても、そんな開放感のある眺めにはならないでしょう。
この天守閣最上階の眺めでは、「犬山城」が一番楽しいです。
本丸からの移動するこの辺の通路も立派だ。
五階櫓の中でも三の天守とも呼ばれる「宇土櫓」は、
江戸時代に作られた姿のままで現存してるんですよね。
日本には江戸時代以前に建築された現存城が12ありますけど、
そのうちの、姫路城、松本城、松江城に次いで、4番目の高さに位置します。
つまり、あと9つの現存城は、この櫓よりも小さいんですよね。
松山城や、犬山城、彦根城よりも背の高い櫓になっております。
やっぱ城の中は、こういう方が風情あるよね。
この旅で現存12城はコンプリートしたんですけど、
やっぱ5階建てになっておりますから、他の現存城以上に苦労した(^^;)
高所恐怖症の方は近づけないでしょうね。
今回の熊本地震により、管理事務所の見解によると、
「修復には5~10年、あるいは20年かかる」と発表されております。
これだけの立派なお城は、完全な姿で未来永劫、存在し続けて欲しい。
また、ある程度復興が進めば、熊本市街地の観光に行って、
入場料払って、この城を眺めにいきたいと思ってます。
そんな城に興味がない方でも、このお城は非常に印象に残りますよ(^^)
行ってよかった?
★★★★★★★★★★(10段階評価で星10つ)
住所:熊本県熊本市中央区本丸1-1
電話:096-352-5900
営業時間:・3月~11月 8:30~18:00(入場は17:30まで)
・12月~2月 8:30~17:00(入場は16:30まで)
定休日:12月30日~31日
入場料:大人500円 子供200円
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