九州の有名な廃墟と言えば、誰もが思い浮かべるのは長崎の「軍艦島」。
炭鉱の島であったが、閉山後は廃墟と化しています。
今回の旅でも長崎まで足を伸ばす計画もあったのだが、
時間的に余裕がなく断念。
ただ、福岡にも、同じ炭鉱閉山後の名残を残すものがあるんですよ。
「旧志免鉱業所竪坑櫓(たてこうやぐら)」を見学にやって来ました。
広い公園の敷地内に、不気味にそびえ立っています。
高さは47.6mですから、15階建てビルと同じくらいに相当します。
私、B級珍スポ好きですけど、こういう廃墟分野って苦手・・・
だって薄気味悪いでしょ、誰が潜んでいるかもわからんし。
ただ、こちらの施設はまだ子供が遊ぶ公園内に建っているので、
全然平気ですね。
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存在感たっぷりやな。
この櫓は石炭の運び出し、炭鉱労働者の昇降に使うエレベータータワーで、
この下には地下430mまで掘られた縦穴があったんです。
興味があるようなら、読んでみてくださいまし。
こういう産業遺産は残していくべきやと思います。
あちこち、ひびが目立ちますね。
遠巻きに設置されたフェンス越しの撮影でした。
まあ、近くまで寄っていけば、
コンクリート片が崩れ落ちてくるかもしれませんしね。
この町のシンボルとして未来永劫、残ってほしいですね。
こちらの町はこういう産業遺産を大事にしていますね。
「志免鉄道記念公園」です。
旧国鉄勝田線の志免駅のホームを、公園として残しています。
「東洋一」の規模と言われた、1943年製の竪坑櫓廃墟。
福岡空港からも近い、こんな交通の便がええ所に、
こうして残されているのが、全国規模でも珍しいと思います。
なので、廃墟マニアでない方に、
一度この存在感を体験してほしいですね。
行ってよかった?
★★★★★★★☆☆☆(10段階評価で星7つ)
住所:福岡県糟屋郡志免町大字志免
電話:092-935-7100(志免町社会教育課)

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