以前、九州旅行をした時に、久留米ででっかい観音様に出会いました。
「2011年九州車中泊旅」記事はこちら！
後々調べてみると、その観音様にも登ることができるし、
他にも地獄めぐりもあるんだそうな。
ってことで、B級珍スポめぐり好きな私は、
今回の九州旅で寄ってみることにしました。
「成田山久留米分院」です。
交通安全で有名な、千葉県の成田山「新勝寺」から、
直系分霊したこちらの寺院。
相当でかい規模です。
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本尊。
お正月ってこともあり、初詣の方々で朝早くでしたが、
賑わってましたね。
で、その本尊から左手を見ると、ここは日本か？って情景が現れます。
こりゃどう見ても、東南アジア・インド系の仏文化でしょう。
但し、こっから中へ入るのは有料ゾーン。
けど、今回はあの大観音様に登るのが目的なので、
500円を支払い、中へ入ります。
入ってすぐに「平和の鐘」。
その鐘をバックに、このど迫力感！！
平和大仏塔極楽殿（高さ38m）に、救世慈母大観音（高さ62m）です。
まずは、「平和大仏塔極楽殿」から中へ入るとしますか。
なるほど、インド伝来のものなんですね。
日本では唯一ってことですから、ありがたく拝観いたしましょうか。
けど、その傍らには、日本らしい神様も（＾＾）
そのお金、私に授けてくださいまし。
あっ、こっちですね。
なんか遊園地のアトラクションにでも入るかのような、
ワクワク感があります。
「仏舎利」。
ビルマの国王が礼拝されていたという記載がありましたがホンマに？
仏舎利って、お釈迦さまの遺骨ですよね？
そんな貴重なものが日本にあるなんて・・・・ね。
象。
そして、金色に輝く像。
「釈迦如来坐像」ですね。
なかなか、ど派手な施設でした。
（信仰心のない私にはこの程度にしか受け取れず、申し訳ない）
そんじゃ、メインの「救世慈母大観音」。
この大きさを比較するために、下に人でもおったらええんですけど、
めっちゃ閑散としてるんです。
さすがに有料、500円払ってまで拝観する人間はB級好きだけかな。
その説明書き。
これ見ると、とんでもなく宝石で装飾された観音様のよう。
しかし、この巨大さでは、どこに宝石があるんかよーわからんゾ。
下から見上げる。
うん、宝石はわからんな～
こちらの慈母観音を取り囲むように、羅漢さんが配置されています。
おじいちゃん、いくらなんでも、修行し過ぎでしょ。
観音様の後ろ側に廻ってきました。
ここが入り口になっていますね。
中の階段を上ります。
これでようやく半分くらいであったか。
8F建てのビルくらいは上ってきたぞ。
途中休憩。
ようやく一番上に辿り着きました。
ただ、一望できるような窓はなく、ご覧のようなのぞき穴程度。
その風景です。
まあ、この観音様の内側めぐりは、正直しんどかっただけだな・・・
さっ、それでは、もう一つのお楽しみに参りましょう。
天然宝石造り歴史館もやけど、地獄極楽館が楽しみです（＾＾）
こーんな地下通路を通ります。
で、残念なことに・・・
天然宝石造り歴史館は写真撮影禁止でした。
まあ歴史順に、各時代の歴史上の人物がおっただけですけどね。
例えば、聖徳太子とか、信長・秀吉・家康、明治維新の偉人たちです。
で、地獄道。
中から泣きわめき、うめき声が聞こえてきます。
まさに地獄でのたうち廻っているような声。
お化け屋敷に入るかのようやったんですけど、残念・・・
ここも写真撮影禁止です。
ただ、言葉で表現すると、例として、地獄の一つに、
等活地獄（延命地獄）ってのがあり、
「己の欲を満たすため、人を傷つけてきた罪人が堕ちる地獄。
何度も何度も鬼に殺され、また蘇生するという際限ない苦痛を強いられる」
って説明書きがあり、その地獄にはバラバラ死体のごとく、
手・足がもがれた死体が転がりまくっております。
最後は、極楽浄土で癒やされる。
うん、この地獄館は、地獄の残虐さをリアルに表現しており、
ここだけで、まあ500円出した価値はあったかなと思います。
写真撮影禁止にして、実際に来て下さいってのも理解できるな。
500円にしては、大きく分けて4つ巡ることができたし、
こういう寺院の拝観料でしたら、参拝だけでもこの料金のとこもあるから、
まあ、満足なところでしょうか。
ただ、大観音様の胎内はもうちょい工夫を凝らしてもらえたら、
さらに評価できたところやったのにな～
行ってよかった？
★★★★★★☆☆☆☆（10段階評価で星6つ）
住所：福岡県久留米市上津町1386-22
電話：0942-21-7500
拝観時間：9:00～17:00
定休日：年中無休
拝観料：大人500円
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