韓国ソウルの博物館めぐり。
ここの施設も是非とも見てみたかったんですよね。
韓国では幼少の頃から、反日教育が行われています。
過去の近代史として、韓国は一時、日本の植民地となりました。
その歴史を韓国側から見てみたいという思いで、ここにやって来ました。
「西大門刑務所歴史館」です。
日本植民地時代に、独立運動家たちが捕らえられて収容されたのがこの場所。
また、第二次世界大戦後も、獄舎（刑務所）として使われておりました。
その施設が保存・公開されております。
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丁度、行った日はなにかしらイベントが行われていました。
第79回ですから毎年行われているんでしょうね。
たぶんその式典の雰囲気から、独立運動家を称えるようなイベントだと思われます。
こんな時に、のこのこ日本からやって来た自分を後悔・・・
日本人やと判明したら、どうなることやらと、めっちゃ不安でした。
日本語のパンフレットを入り口でもらいましたが、すぐにバッグへしまいましたよ。
そのパンフの裏面。
本来、入場料は3000ウォンですけど、そのイベントがあってなのか、無料で中へ入ることができました。
ここの施設の全体模型。
相当、敷地は広いです。
中でも見どころは、こんなひどい情景を再現したもの。
「拷問体験室」という場所なんですが、日本人が韓国の独立運動家にしていた拷問をそのまま人形を使って再現しているんですよ。
上の写真は自白させるための水責めですね。
こちらは尋問されている様子。
こんな感じで監禁されております。
尋問時には、両手を縄で吊るされることもありました。
女性独立運動家が閉じ込められてた部屋。
こちらは立ったままで閉じ込める拷問でしょう。
こういうの見て、どう思いますか？
こんな前でですね、大人の女性が、小学生くらいの年齢の子供を5，6人連れて、なにやら説明しているんです。
多分、日本は統治時代には、こんなひどいことをやってたって説明でしょう。
まさに「反日教育」が行われてる場に、実際に遭遇したんですよね。
そりゃ韓国人は日本が嫌いになるわなって納得できましたよ。
この模型の建物もぞっとしました・・・
「死体収拾室模型」って書かれてましたね。
死刑になった後、こんなところにほっておかれたなんて・・・
場所を移ります。
刑務所として機能し、そして閉鎖された15棟の獄舎のうち7棟がそのまま保管されており公開されています。
その廊下の様子。
この上から見下ろしている刑務官が、いかにも高圧的な日本人として再現されてますね。
こちらが実際の独房です。
なにやら2018年のベストランキング的なものが展示されてました。
私はこの方の顔を見て、韓国凶悪犯のランキングかな？って思ったんですけどね（＾＾；）
すいません・・・独立運動家として素晴らしかった方のランキングやったみたいです。
このお方は、8位にランクインしている方でした。
変なこと言ってしまい、ホント申し訳ないです。
外へ出ます。
また別に獄舎みたいなのが保存展示されてました。
こっちは女性専用で使われていたみたいです。
女性の独立運動家もすごく多かったんですね。
そしてここですね・・・
この絵を見て、どんな場所か分かりますでしょう。
処刑場であった場所。
中は写真撮影禁止でしたので撮ってませんが、独特のプレッシャーを感じました。
ここで何人もの絞首刑が行われていたんですから。
そしてそのご遺体はこんな場所に一時押し込められてたらしい・・・
ホント忌々しい気持ちでいっぱいになります。
とまあ、写真と私の拙い文章だけでは表現しきれないです。
こういう悲惨な歴史があったと伝える施設としては、重要不可欠な存在だとは思います。
しかし、いかに日本統治時代がひどく、反日感情を増大させようとする演出が過激である印象を持ちましたね。
私は嫌韓ではありません、ここソウルに行って、また来たいという気持ちにもなりました。
行ってみて、ええ国やったと思っておりますし、そして日本に来る韓国人観光客が困っていたら助けてあげようって思います。
政府レベルでは現在、日韓関係は最悪ですけど、人間としてお互いの国の友好関係をよくしていこうって気持ちは大事にしていかなきゃなって、私はここの施設を訪問して感じましたね。
住所：251 Tongil-ro, Hyeonjeo-dong, Seodaemun-gu, Seoul, 大韓民国
電話：+82 2-360-8590
営業時間：9:30～18:00（11月～2月は17:00まで）
定休日：月曜
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