横浜の中華街近辺を、本日はぶらぶらしております(^^)
ランチも食ったことやし、腹ごなしに港の方まで。
ここで見学したい施設があったんですね。
今回の旅、乗り物系の博物館にあちこち行っておりますが、
この港では、もちろん、船!
「氷川丸 日本郵船歴史博物館」に立ち寄りました。
戦前、1930年に竣工した船なんで、もっと小さいかと思ったんですが、結構でかい。
1万2千トン級の貨客船です。
けどこの当時の日本の造船技術は、世界的に見ても非常に高く、
世界最大の巨大戦艦「大和」も竣工させてますからね。
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しかし、ええ天気や(^^)
この船の見栄えも非常にいい。
入場料は300円、では入船!
この旅で何度もフェリーに乗りましたが、
風景として、全然変わってないです。
まだ旅客機のない時代、日本からシアトルを結ぶ航路です。
確か1等船室やったと思います、戦前とは思えない。
2段ベットがずらりと並びます。
私は大概、こういう部屋でフェリーは利用していますけどここも変わらないですね。
撮ってて、全然記憶にない。
なんともまあ、優雅な時間の使い方なんでしょうか。
こんな生活を毎日過ごしてると、怠け者への道まっしぐらだ。
操舵室(ブリッジ)。
ビルの高さでいうと6階あたりの位置になります。
ぐるっと横浜の市街地を一望できます。
GPSなんてなかった時代。
私も今となっては、カーナビなしで旅行なんてできなくなりましたけど、
現代の船のこういう電子機器も見学したくなりました。
自衛隊の護衛艦なんて見てみたいな。
こうして見てると、戦前の豪華な客船に思われるかもしれません。
しかし太平洋戦争のまっただ中、この船は、海軍病院船として徴用されます。
何度も避雷しているんですけど、その戦火もくぐり抜けてきました。
そして戦後も復員船として活躍するんですね。
ディーゼル機関は計1万1千馬力で、速力は15ノットでした。
昭和28年に復員船としての業務を終えた後は、再びシアトル航路に戻ります。
そしてこの船も老巧化から引退を迎える時が・・・
昭和35年の航海を最後に、その航行の幕を閉じました。
船旅大好きな私なので、興味深く見学できました。
横浜での午後のひととき・・・ええ時間を過ごさせていただきましたね(^^)
住所:神奈川県横浜市中区山下町山下公園地先
電話:045-641-4362
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
入場料:大人300円、小中学生100円

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