日本一周時、「戦時遺産をめぐる旅」というテーマの1つがありました。
太平洋戦争の傷跡は、日本全国あちこち、まだまだ残っております。
そして、戦時史料館もあちこち巡りました。
このブログで何度も言っておりますが、
私がこうして平和に旅出来ているのは、太平洋戦争での悲惨な過去を含めて、
日本という国をバックに亡くなっていった方がたくさんおられるから。
戦時遺産めぐりは、その感謝の気持ちを忘れないようにという想いです。
しかし、その太平洋戦争は、以下のアニメの世界感と似ているんですよね。
誰もがご存知の「機動戦士ガンダム」。
私が日本一周の間にあちこち巡ったガンダム関係の施設もご紹介しながら、
どう似ているのか、解説いたしましょう。
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まず、「ジオン公国」=「大日本帝国」、「地球連邦」=「アメリカ含む連合軍」。
そう考えてみてください。
ジオン公国は君主制でした、太平洋戦争時の大日本帝国も天皇の君主制です。
ジオン公国は、地球連邦から独立して、戦争を仕掛けますね。
太平洋戦争時の日本も、明治維新から成長を遂げて、日清戦争、日露戦争、
そして第一次大戦を経て、西洋各国と肩を並べるくらいの大国となりました。
しかし、その成長は疎まれることとなり、「ABCD包囲網」という経済弾圧を受けます。
(この言葉が分からなければ、ググってみてください)
それは、ガンダムの世界の「スペースノイド弾圧」とそっくりなんですよ。
そして、ジオンは独立戦争、日本は大東亜共栄圏を維持するために戦争を始めるわけです。
どうです?
その戦争が始まったきっかけってのが、まずそっくりなんです。
そして戦争が始まってからは?
ジオンは大躍進しますね、連戦連勝です。
日本も同じく、真珠湾攻撃から、連戦連勝です。
そして、「ザク」=「零戦」という関連性が見られます。
アメリカ(連合)軍は、零戦を凌ぐ性能の戦闘機は保有してませんでした。
太平洋戦争初期は、大艦巨砲主義で、飛行機はまだまだメインではなかったんです。
そんな中、日本軍は飛行機をメインにした戦法をとって、勝ち続けたわけ。
しかし国力のあるアメリカ軍は、零戦を凌ぐ性能の戦闘機を開発しますね。
例えば、グラマンと呼ばれる「F6Fヘルキャット」なんてそう。
この戦闘機が「ジム」とイコールになるかな。
局面が転じたのが、
「オデッサの戦い」=「ミッドウェー海戦」といったところでしょう。
その後、ジオン軍は伸ばし続けた勢力をどんどん失い、
「ソロモン戦」、「ア・バオア・クーの戦い」で、終戦となるわけです。
ただ、ガンダムの世界では本土決戦ってないんですよ。
ジオン公国自体は、日本本土のように攻められていません。
ただ、これは理由があります。
ファーストガンダムは最初の放映時、あまりにも視聴率不振で、打ち切りになってるんです。
なので、そこまでの戦いを描き切れなかった事実があります。
あと、ホワイトベース搭乗の登場人物も、日本軍の航空機をモチーフにしてると思われます。
アムロ・レイ = 零戦
カイ・シデン = 紫電改
ハヤト・コバヤシ = 疾風(はやて)
リュウ・ホセイ = 流星
カツ・レツ・キッカのキッカ = 橘花
(訪問番外編)
というわけで、この日本一周で巡った戦時遺産と、
ガンダム関係の施設はこんな根っこで関連づいてたってことで。
あ、あくまで全て、私の思い込みかもしれませんけどね(^^;)
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