今回の韓国ソウル旅で、グルメ系以外では、絶対に行きたい場所ナンバー1でした。
私は日本の旅でも、戦時遺産を巡る旅、そして乗り物博物館を巡る旅ってのがテーマになっております。
その2つを併せ持つ博物館がここなんですよね。
「戦争記念館」にやって来ました。
地下鉄三角地(サムガッチ)駅から徒歩5分くらい。
入場料はなんと無料なんですよ!
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建物前の敷地にはこんな像が建ってました。
朝鮮半島って古今東西、めちゃめちゃ戦争が発生しているんですよね。
その歴史を伝える博物館がここなんです。
まずはその内部展示をご紹介していきます。
海外のこういう軍事博物館を見学するのは初めてやからめっちゃ楽しみ(^^)
まずは、大型・防衛産業装備展示室から。
「T-6トレーナー」。
1950年代のプロペラ訓練機ですね、アメリカ製です。
ちょっと逆光で見にくいですけど・・・
こちらも同世代のプロペラ訓練機です。
「YAK-18」。
ソ連製なんですよ。
こうしてアメリカ、ソ連、両国の展示があるのも珍しい。
こちらもソ連製の戦車。
「T-34」です。
第二次世界大戦から冷戦時代にかけて長きに渡って使用された中戦車。
こんなとこで実車に巡り会えるとは思ってなかった。
ソ連が続きます。
なんとミグ15戦闘機!
斜め後方。
後ろから。
横。
コックピット内部。
コックピット横から。
朝鮮戦争時の敵機が、こうして韓国で展示されているってのがすごいよね。
引き続き、車。
なんやと思います?
なんと北朝鮮「金日成」が乗ってたリムジンなんですよ。
それと対照的に・・・
こっちは韓国大統領「李承晩」が儀式で乗ってた車。
こうして、北と南を一緒に展示できるのも、朝鮮半島、南北の距離が縮まってる証拠か。
ではまず、その朝鮮戦争に関する展示から見ていきましょう。
この時、味方になった(同盟)国が分かりやすく朝鮮半島上に表示されていますね。
ところどころ、日本語の説明書きもあります。
なので、英語も韓国語も分からない私でしたが、大丈夫でした。
朝鮮戦争の勃発背景。
韓国人の目から見てますから、歴史で少し習った程度の私には、すごく勉強になります。
韓国にとって、6/25はなにがあった日なのか?
この日は「韓国戦争記念日」。
北朝鮮軍が6月25日未明に南侵して朝鮮戦争が始まった日なんです。
ずらっと並ぶ墓碑のモニュメント。
他国でも・・・黙とうを捧げました。
使われた銃。
同盟国の軍服。
B-29は朝鮮戦争時代も主力爆撃機でした。
そして、朝鮮戦争時のがれきの中で生活する様子を再現したもの。
胸が痛くなってきますね。
その朝鮮戦争編が終わればベトナム戦争編かな。
韓国軍はベトナムにも派兵していますからね。
韓国は徴兵制度のある国です。
基本、すべての成人男子が対象と決められていますね。
今回の旅でも軍服姿の若い韓国人男性をたくさん見かけました。
ホント、日本に生まれてよかったと思いますよ。
時代は前後しますけど、日本統治時代。
爆弾は手で落とされてました。
あと朝鮮半島の先史時代から三国時代、朝鮮時代などの展示も多くあります。
ただこっちはあまり興味ないんでざっと流しました。
ちゃんと見てたら、この内部展示だけで3時間以上はかかるでしょう。
すごかった!
見応えありました!
日本でいう、東京靖国神社「遊就館」に匹敵しますね。
いや規模的に、ここソウルの「戦争記念館」のほうがすごいや。
とまあ充実した時間を過ごせましたが、まだこれで半分ですね。
外部の展示をまだ見ておりません。
なので、また明日の記事で続けさせていただきます。
住所:29 Itaewon-ro, Namyeong-dong, Yongsan-gu, Seoul, 大韓民国
電話:+82 2-709-3139
営業時間:9:30~18:00
定休日:月曜 ※月曜が祝日の場合、営業し翌日休業

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