ここの宿は、出来たら宿泊にしたかったくらいの温泉宿でした。
しかし、夏のシーズンの宿泊料は想定以上に高騰しており、諦めたんですよね。
標高1280mに位置する、北海道で一番高い場所にある宿、
「十勝岳温泉 湯元 凌雲閣」に立ち寄りました。
日帰り入浴料は800円ですが、以下の温泉本が使えて無料でした。
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この本には泉質のええところばかり無料で入浴させてもらって、
非常にこの旅助かりました。
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いかにも山にある宿って雰囲気で、年季を感じさせてくれます。
こちらも年季が入っております。
しかし、浴槽のところにある岩、
これ自然の物をそのまま利用してるのではないでしょうか。
ダイナミックさを感じます。
赤黄土色に濁ったお湯は、まさに源泉かけ流しやぞ!って主張してますね(^^)
こっちはまた違った泉質なんでしょうか、あまり濁ってません。
そして、相当ぬるいです。
その通り、泉質表は2枚ありました。
源泉温度53.0度、PH値6.2のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。
成分総計は2222mg/kgで、カルシウムイオンが266.7mgと多いです。
あと、第一、第二鉄イオンもこれだけあると、
確かにその匂いがプンプンしてましたね。
源泉温度36.7度、PH値2.4の酸性・含鉄(Ⅱ)-アルミニウム・カルシウム-硫酸塩泉。
酸性の温泉になっており、上記の泉質と全然違います。
同じ場所やのに、こうも違うのは珍しい。
成分総計は1631mg/kgで、硫酸イオンが893.4mgと半数を占めていますが、
他の成分もバランスよく配合させており、
こりゃええ泉質やと源泉マニアなら分かるはず。
この双方ともに、完全源泉かけ流しでやっておりますから、
泉質重視の温泉好きならば、めちゃめちゃ魅力的な温泉宿です。
ん?こっちは2種類の源泉をミックスさせているのか?
上段と下段で色が違いますね。
下段の方が、熱かったです。
多分、こっちはミックスしてて、下段は泉温高い方の源泉のみなんでしょうね。
この日、天気は悪かったので、写真では表現できてませんが・・・
十勝岳もこの標高からは、こんな感じで眺めることができます。
めちゃめちゃ素晴らしかったです。
予算オーバーでも、ここは宿泊した方がよかったなって思わせてくれたくらい。
この日本一周旅でも、約250くらいの温泉に浸かりましたが、
確実にベスト5に入る温泉ですね。
源泉かけ流し好きなら、北海道で是非とも行ってもらいたい旅館です。
各25点満点
かけ流し度 :25点
施設充実度 :21点
お値打ち度 :25点
風情・快適度:25点
総合評価 :96点 評価Aランク
(総合評価のみ100点満点)
住所:北海道空知郡上富良野町十勝岳温泉
電話:0167-39-4111
日帰り入浴営業時間:8:00~20:00
定休日:不定休
日帰り入浴料:大人800円、子供400円、幼児無料
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