前回、三沢航空科学館の外に展示されている、
無料見学できる機体をご紹介しました。
今回は有料の施設内の展示についてご紹介します。
まず中に入って感じたのは、外の展示の方が充実してない?ってこと。
上の写真見ておわかりのとおり、飛行機が発明された頃の、初期のレプリカだらけ。
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ここ三沢を飛び立ちアメリカへ、太平洋無着陸飛行を初めて成し遂げた機体。
戦後初の国産旅客機で有名ですね。
しかしこのくらいしかなく、あとは空力学の科学の実験施設のようなものばかり。
航空機の展示を期待して中へ入ると、裏切られた気持ちになります。
特別企画展が行われていたんです。
私がこの旅で追い求めた、ゼロ戦の展示があったんですね。
しかし、ここにも明記されておりますが映画で使われた実寸大の模型でした・・・
実物大といえど、模型なので、ちゃっちさは否めません。
全国あちこち実機を見てきたので、その重厚感とは全然違います。
けど、この特別展、実機の展示もあります!
この機は他の場所でも展示はありませんから、楽しみにしてました。
陸軍の一式双発高等練習機。
こういうので最後練習して、双発爆撃機の操縦をやったんでしょうね。
十和田湖に着水、沈んでいた機体を引き上げたもの。
レストアすることなく、そのままの状態で保存されています。
模型の零戦と比べて、さすが実機。
私を魅了してくれましたね。
私の大好きな、四式重爆撃機「飛龍」。
陸軍が太平洋戦争末期に採用した傑作機です。
多分、一式双発高等練習機での経験の上で、
この機体を操縦したパイロットも多かったのではないでしょうか。
重爆撃機でありながら、水平爆撃だけでなく、急降下爆撃もこなし、
航続距離も、火力も、非常に優れた機体でした。
戦後しばらく、日本の航空機生産が禁止されたのも、
こういう爆撃機があったからなんですよね。
実機はどこにも現存しておりません。
こちらの施設、博物館ではなくて、科学館だと思って入場した方がええですね。
ホント、展示は、外の無料の機体を眺めるだけで満足できましたもん。
日本にもアメリカのスミソニアン博物館のような展示があればな・・・
死ぬまでに一度アメリカに行って、見てみたいですね。
それを目標に、仕事も頑張ってこなしていこ。
住所:青森県三沢市大字三沢字北山158
電話:0176-50-7777
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜、12/30~1/1
入場料:大人510円(特別展とのセット920円でした)
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