この日は明治大学駿河台キャンパスへ、ある目的があってやって来ました。
学食めぐりも旅テーマの1つなんで、それもあったんですけどね。
あと、無料で観覧できる博物館が地下にあるんです。
「明治大学博物館」に立ち寄りました。
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しかし、都心にあって、巨大な大学ですね。
交通の便もええし、こういう大学に通いたい。
では、地下の博物館に参りましょう。
展示は3つの部門に大きく分かれています、こちらは「商品部門」。
商業の伝統工芸の陳列がされております。
そして、「考古部門」。
土偶。
そして、銅鐸。
埴輪ですね。
ただ、私がここを訪れたいと思ったのはこういう展示ではありません。
こちら。
法律学校から始まった大学だけあって、刑事部門って展示があるんです。
少しショッキングな内容となっておりますので、
心臓の悪い方は、ここで読むのやめてくださいね。
まずは、そんなショッキングでないものから。
江戸時代に使われた十手ですね。
そして、踏み絵に使われたキリストの彫刻絵。
日本史を勉強された方なら、誰でもご存じの通りです。
ここからショッキングになります。
江戸時代の拷問用具です。
石責めですね。
そして、こちらが釣責め。
他に水責めなど、体に負担を強いる方法で自白させてました。
死刑が確定すると、こちら。
磔(はりつけ)台。
そして、こっちは絞首台かな。
放火は罪が重く、死刑は火あぶりとなりました。
今の日本の死刑制度では、絞首刑がその処罰の方法ですよね。
死刑制度の有無はよく社会テーマに取り上げられますが、
私は、殺人罪で遺族の気持ちを考えると、
死刑制度はこのまま維持って考えの持ち主です。
殺人の場合、死刑になる範疇をもっと大きくしてもらいたいくらい。
昔はその本人の自白だけが頼りで、強要させての濡れ衣もあったでしょうけど、
DNA鑑定などの科学的な立証で、殺人が確定したものは罪を重くすべき。
あ、閑話休題。
西洋の処刑器具も展示されています。
ギロチンですね。
そして、一番見てみたかったのがこれ。
「鉄の処女」(アイアン・メイデン)といわれる処刑道具。
この内部は空洞になっており、そこに閉じ込められたあと、
扉を閉めることで内部に備えられた針が体を貫通し、
死に至るような造りになっています。
ただ実際に使われていたのかは、確証な文献はないみたいです。
地下にあって、ホント目立たない博物館なんですけど、
これだけの展示があって入場無料ですから、ぶらっと街歩きの一環にいかがでしょうか。
私もこの日、死刑制度について、じっくりと考えるよき機会となりました。
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
電話:03-3296-4448
開館時間:10:00~17:00
休館日 夏期休業日(8/10~16) 冬季休業日(12/26~1/7)
※8月の土・日曜に臨時休館があります。
入場料:無料
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