以前の北海道旅でも、そのお姿は拝見したことがありました。
高さが88mもある観音様。
全国あちこち、大観音様はおられますけど、
これだけ大きい観音様は全国規模でも有数でしょう。
「北海道大観音」様を拝見いたします。
近くに道の駅があり、この日はそこで車中泊やったんですけど、
その位置からも非常に大きく見えます。
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外はめっちゃ暑い日で、室内に避難したかったですしね。
しかし、駐車場に入る入口は閉鎖されちゃってる。
またもや出たかの、私の休業・閉店に遭遇する運。
実際に近寄るとどんだけでかいんやろ?
おそらく、日本国内でこれよりでかい観音様は、
淡路島で見た、廃墟観音様と仙台大観音の次ではなかろうか?
(違ってたらすいません)
その入場口は完全に閉まってるもんな。
もし定休日やったとしたら、誰かご指摘くださいませ。
記事、修正いたします。
ちょうどバブルへ向けて日本経済が上ってる時期ですね。
ここ芦別市は炭鉱で栄えた都市なんですけど、相次ぐ閉山で、
炭鉱の町から、観光の町で脱却することを目指します。
そのシンボルとして、この大観音様は建てられました。
五重塔が見えますけど、ホテルやったんですよ。
「芦別レジャーセンター」を1970(昭和45)年に開業。
大浴場やボウリング場などのアトラクションを設置して大いに繁盛しました。
そして、1977(昭和52)年には宿泊需要をあてこんで、
ホテル五重の塔をオープンさせているんです。
「北の京芦別」という名前で、バブル期まで急速に成長しましたが、
バブル崩壊後は、めっきり客足は遠のき、2007年に会社は解散。
その後、所有者は転々とし、大観音様だけは宗教法人である、
「天徳育成会」が譲り受け、営業していると思ってたんですけどね。
最近までちゃんと整備はされていたんでしょう。
あ、観音様はだいぶ奥にいらっしゃるので、小さく写っておりますが、
実際は五重の塔よりもかなりでかいです。
全国巨大像を巡る旅が、この旅テーマの1つですけど、
なかなかインパクトのある大観音様です。
しかしバブル崩壊後、こんな巨大像を建てる人間、企業はいなくなりましたね。
炭鉱跡といい、時代の流れを感じさせてくれる1日でした。
住所:北海道芦別市旭町31番1
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