北海道にやって来てから思うのは、
バブル期以前の廃墟が以前として残ったままになっていること。
広大な地であるので、取り壊すとなるとお金もかかりますから、
ほったらかしになってる施設も結構ありますね。
今回、ご紹介するのも、そんな施設「天華園」です。
場所は登別温泉から、さほど離れてない所にあります。
周りは完全に山と渓谷に囲まれた場所なんで、
先述したとおり、特に急いで取り壊すこともなく、今まで放置されたんでしょう。
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見ての通り、中国文化をメインテーマにした、テーマパークでした。
バブル期らしく、その入場料はなんと1800円やったそうです。
しかし経営は思わしくなく、わずか7年で閉園を迎えました。
しかし、なんでこの場所に、こんなテーマで作ったんやろ?
そのコンセプトが全く理解できません。
登別温泉の観光客に寄ってもらうのが客層のターゲットやったとすれば、
こんな中国文化テーマパークに1800円も払って、立ち寄ろうって思います?
この入場料ならば、北海道らしいクマ牧場に皆さん行くでしょ?
ただ、私はこういうとこ中まで入りませんので、ご了承を。
外側からの撮影のみ。
中国風の五重の塔です。
バルブ期には、様々なリゾート、アミューズメント施設が生み出されました。
そしてそのほとんどが潰れていった。
時代の流れに乗せる経営がいかに難しいかを痛感いたします。
愚かなコンセプトの上に、栄枯盛衰を感じさせる、廃墟でした。
※廃墟なので、住所の記載は控えさせていただきます。

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