するっとKANSAI 3dayの関西私鉄乗り放題の旅にて、姫路にやって来ました。
なんか粉もん多くない?兵庫B級グルメ前編の記事はこちら!
そこで、以前から気になってたことを調査したかったんですよ。
JRの姫路駅を電車で行き来するときに、
鉄道の高架跡みたいなのがよく見えてたんです。
それがいつまで経っても残ったまんま。。。
今回ちょっと散策することにいたしました。
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見ての通り、非常に年数が経って朽ち果てている感ありますよね。
その下の建物もいったい何年に建築されたのかって老巧さ。
ずーっと手柄山中央公園の方へ、途切れ途切れではあるが続くんですよね。
実はこれ、姫路モノレールの廃線跡なんです。
1966年に手柄山で開かれた姫路大博覧会にあわせて、市が造ったもの。
全長わずか1.8kmってこともあり、利用客が伸びず、わずか8年で休止、
そして廃止となりました。
そんなわずかな距離を走らせて、利用客があるって思える頭が痛すぎる。
マーケティングなんて言葉もまあ活用されてなかった時代でしょうけど、
ちっとは事前調査してたら、こんなの出来なかったと思います。
(めちゃめちゃ無駄な税金の使い方ですよね)
今、そのモノレールは手柄山にある交流ステーションに展示されています。
ただ、後世の人間には市にも賢い方がおられたんでしょうね。
こうして負の遺産を、正の遺産に変えられております。
鉄道好きな方は、見学に行きたい!って思われるでしょうから、
宣伝しっかりしたら、観光客も来るのでは?
これ見ると、10分でも講習受ければ、私にも運転できそう(^^)
私いつも思うんですけど、
この細い架線の上にあんな頭でっかちの電車乗せて、
地震が来た時に、下に落っこちないんかな・・・・
そんで、そのわずか1.8kmの距離の途中にも駅があったんですよ。
この3階4階部分が、駅となっております。
耐震の問題で解体が決まったとどこかで見たんですけど、まだ人住んでる?
窓側に洗濯物干してたり、窓が開いている部屋もありました。
その現在の駅部分の写真パネルが、モノレール展示室に展示されてました。
もちろんこの駅部分には現在入ることができません。
「大将軍駅」って名前やったんですね。
既に廃墟ですね。
使わなくなって35年くらい経つねんもんな~
高度成長期の昭和の遺産ですね。
歴史的にも産業遺産として、私は残していくべきやないかなって思いますけど。
大将軍駅の入ったマンションも、貫通部分に耐震問題があるならば、
駅ホームより上だけを解体して、下は残せないんかな?
長崎「軍艦島」のようにこういう廃墟マニアは多いんで、
姫路市も姫路おでんと共に、観光客誘致の目玉に考えたらええのにね。
行ってよかった?
★★★★★★★☆☆☆(10段階評価で星7つ)
(手柄山交流ステーション)
住所:姫路市西延末440番地手柄山中央公園内
電話:079-299-2500
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日
見学料:無料

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