岐阜県を北上していきます。
いつもの旅なら、下呂温泉から国道41号線で高山市街地、
そして奥飛騨に向かう行程を、温泉はしごを目的に組むんですけど、
この日本一周では今まで行ったことのない行程を組みたい。
というわけで選んだのが郡上市を通るルート。
そして、このルートに天守閣のある城があるんで、寄って行きましょう。
「郡上八幡城」です。
城は山のてっぺんにあるんですけど、車道が整備されており、
すんなりと天守閣の近くまで行けます。
但し、その道路の幅は結構狭く、クネクネで、坂道も急ですから、
運転未熟な方にはおススメできません。
私の前を走っていた車も相当苦労されており、
こっちまで坂の変なとこで待機ストップさせられ、ヒヤヒヤしました。
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城下町の家々が、非常に小さく見えます。
ここをくぐり抜けると、入場料310円かかりますけどね。
私はこの旅では、現存天守以外は旅資金節約のため、基本、中へ入りません。
しかし外からでも、ちゃんと天守閣は写真に収めることができました。
中々、きれいな城です。
木造4層5階建の天守閣になっております。
その築城は、昭和8年と戦前なんですよ。
そして木造で再建された城では、日本最古なんです。
明治時代の廃藩置県があるまでは、しっかり現存してた城やったんです。
しかし廃城令により取り壊されてしまったんですよね(もったいない)。
そして昭和初期に、大垣城をモデルに建てられた模擬城です。
そして、なんで?って思うことがありました。
これほど立派な天守閣を持つ城が、日本100名城に選ばれていないんです。
他に城壁の石垣が残ってるだけの城が選ばれたりしてますでしょ?
例えば、私の地元、兵庫県の明石市に「明石城」がありますけど、
石垣と2つの櫓があるだけですが、選ばれています。
選定した人間の目を疑うよな。
多分、中部地方は他に選ぶべき城がいっぱい多くて、
地域バランスを考えてのことでしょうけどね。
日曜やったんもあり、なんかイベントの練習みたいなことしてました。
おそらくこの後、なんらか歴史イベントの再現ドラマでもやるんかな?
山の上にあるから周りの景色もええし、車があれば簡単に登って来れるし、
山城としては、現存してる某城よりも立派やと思うし、
私自身は気に入った城の一つでしたね。
というわけで、100名城を元に、城めぐりしようと思ってる方、
そんなのより、自分の眼でどんな雰囲気か、
ネットの写真だけでも事前調査したほうがええと思いますよ。
住所:岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659
電話:0575-67-1819
拝観時間:3~5月、9~10月 9:00~17:00
6~8月 8:00~18:00 11~2月 9:00~16:30
休館日:12月20日~1月10日
入場料:大人(高校生以上)310円 小人(小・中学生)150円
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