沖縄本格行動の初日は、首里城周辺へ。
那覇ではメジャー観光地ですが、私も以前の滞在ではここまでママチャリで上って来るのもしんどく1度来ただけでした。
初沖縄の相方ですし、ここの雰囲気は1度でも味わっておくべきでしょう。
ただ、ちょっと天候悪いんよね。
龍潭池から望む景色もご覧の通り。
2月の沖縄にしては、ちょっと肌寒いくらい。
けどこれからいっぱい散策で歩くから、この気温17度くらいがちょうどええ。
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まず向かったのがこちら。
「第32軍司令部壕跡」。
沖縄上陸戦ではこの首里城周辺は陸軍本部があったこともあり大激戦でした。
全長1000m以上にも及ぶコンクリートで固められた巨大な人工壕の入り口がこちらです。
説明書き。
壕内には軍首脳以下、約1000人が生活し、司令官室・参謀長室・作戦室・無線室の他に兵隊のベッドや炊事場、浴室にトイレまで完備されてました。
ここの攻防戦はすさまじいもので、内部も米軍の攻撃でめちゃめちゃに破壊されており、この入り口のみが公開されています。
こうやって覗くと、独特の嫌な雰囲気が心にぐさっと刺さる。
何百もの方がこの中で亡くなってたかと思うと、本当に哀悼の意の気持ちしかありません。
日本各地、戦時遺産を巡ることが私の旅テーマの1つですが、ここでも、こんないい日本にしてくれてありがとうございますと感謝の気持ちをここで述べました。
引き続き・・・
「園比屋武御嶽石門」(そのひゃんうたきいしもん)。
1519年に築かれた門で王家の拝所として使用されてたものです。
世界遺産。
石門の背後にある森が園比屋武御嶽で、この御嶽は国王が各地を巡航する旅に出る際必ず拝礼した場所。
琉球国家の聖地とも言えます。
ここは外国人観光客に大人気で、この前で多くのツアー客が写真を撮ってました。
さっきの司令部壕跡の見学は、私と相方の2人だけやったのとはえらい違い。
そしてもう1つ。
「玉陵」(たまうどぅん)。
第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓、お墓ですね。
説明書き。
玉陵は中室、東室、西室の3つの建築物に分かれており、沖縄の昔の葬り方である風葬が行われてました。
遺体が骨になるまで放置し、数年後に骨を取り出して洗骨し、洗骨した後に遺骨を骨壺に収められます。
ここは入場料300円必要ですので、中へは入ってません。
遠くからこのお墓を眺めるのみ。
多分、私も相方もこういうのは見ても、なんの興味も湧かないのは分かってる。
では首里城へ上って行きましょう。
「歓会門」から入って行きます。
こっからの景色は素晴らしいです。
那覇の市街地、そして東シナ海を見下ろす風景。
まさかこんな高台になってるなんて知らず、ママチャリでぜえぜえ上って来たのは今でも憶えてる。
なので、2か月の滞在でもここへは1度しか来なかったんですよね。
さあ、首里城の入場門までやって来ました。
しかし…入りませんよ。
私は以前に、中へ入っております。
拝観料は820円なんですが、それほど面白かったとは思いません。
ならば2人で1640円あったら、美味しいもんでも食ってたほうがよい。
脇に逸れたところから、こうして外観は眺めることは出来ますしね。
全国天守閣のある城を巡るのも私の旅テーマでありますけど、ここは城とは言えないな、御殿ですね。
ここを上り切ったところにも、那覇の街を見下ろせます。
こっちは南方面。
那覇は2か月住んだけど、1月・2月の短期滞在をまたやりたいのが私の夢。
今住んでる北海道を拠点に、夏場は道内をブラブラして、春と秋は本州九州四国を車中泊で、そして冬はここ沖縄やアジアの南の国を周る1年ってのをやりたいんよな。
ま、夢のまた夢ですが。
ってな感じの首里城周辺散策でした♪
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