「反射炉」ってご存じでしょうか?
幕末期から明治初期にかけて、金属を溶かし大砲を鋳造するために作られた炉に、
このような名前がつけられております。
実際に稼働した反射炉で、日本で唯一現存する炉にやって来ました。
「韮山反射炉」です。
静岡の伊豆の国市にあり、メジャーな観光スポットなのか、
平日の昼間でも、かなりの観光客がおられました。
なかなか、ユニークな形をしておりますね。
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大人200円となっております。
鋼鉄を溶かすには、千数百度の高温が必要になりますけど、
この反射炉のてっぺんがドーム状になっており、
そこに炎、熱を反射させ一点に集中させることで、その温度が実現できました。
この反射炉を前にしても、どんな仕組みになっているのかさっぱり分からない。
物理や化学はなんとか中学時代まではついていけれたけど、
以降は理解できんようになった、悪い頭です。
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鋼鉄、造船、石炭産業」として、
最初は長崎の軍艦島を中心とした、九州、山口の炭鉱跡が、
世界文化遺産で登録されようとしてたんですけど、
この「韮山反射炉」も加わったんですよ。
ですので2015年7月に、世界遺産になったんです。
私が訪問したのは2015年の5月29日・・・
ほぼ世界遺産登録が決定されてたからなんですね。
鉄製や銅製の大砲が100門以上、ここで作成されました。
改めて、全体をぐるぐる回りながら、その仕組みを理解しようとする。
なんでこんな背の高い建物が必要なんでしょうね?
そしてその溶かした鉄をどうやって処理して、
上の写真のような大砲を作ることができるのか?わからん。
私は絶対、発明家にはなれんかったな。
1杯いただきます、ふぅ~熱いお茶は久しぶりに飲んだけど、
気分が落ち着くね~(^^)
珍建築と言えば、珍建築です。
わずかな期間だけで稼働したこの珍しい建築物。
ここ伊豆でしか見ることの出来ない風景ですので、
伊豆旅行の際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所:静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268
電話:055-949-3450
営業時間:9:00~16:30
定休日:年末年始(12月31日~1月1日まで)
入場料:大人300円、小・中学生50円

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