北海道の最南端とも言える「松前町」にやって来ました。
江戸時代に唯一、北海道で藩があったのがここ「松前藩」。
というわけで、北海道で唯一、日本古来の城があった場所なんですよね。
北海道では天守閣巡りはここだけとなりました。
「松前城」です。
あまり北海道観光でもこの城は人気がないのか、
土曜なのにほぼ閑散としておりました。
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こちらの城は現存城ではありませんので、天守閣の中は全く興味がなく、
どこか外からうまいこと天守閣が撮影できるポイントを探します。
完全に木に隠れてしまっており、輪郭しか分かりません。
うーん、頭しか写らないや。
北側の広場からは、こうしてその姿を収めることができました。
三重三階の天守閣です。
ここの天守閣は、幕末1854年に、
幕府が北方警備のために藩に命じて作らせたもの。
明治初めの廃城令からも逃れて、昭和24年まで現存天守として残っていたんですよ。
国宝にも指定されたくらいです。
日本最後の和式城郭とも言われ、貴重なものでした。
では、話を続けます。
しかし、業火のため、その天守は焼失してしまうんです。
現在建っているのは、昭和36年に外観復元天守で造られた鉄筋コンクリート製。
中は、松前藩に関する文化財と、アイヌ民族資料を展示する資料館になっています。
天守閣自体は、他の本土の城では櫓レベルなので、見た目はしょぼいですね。
(すいません)
けど、この地でアイヌ民族と繰り広げた独自の歴史がありますし、
そういうのに興味があれば、中の史料館も見てみるのもええと思います。
住所:北海道松前郡松前町松城144
電話:0139-42-2216
営業時間:9:00~17:00(16:30までに入館)
定休日:12月11日~4月9日
入場料:大人:360円、中学生:240円、小学生:240円

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