音無井路十二号分水(大分竹田)円筒分水 B級珍スポット

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大分県竹田市の山奥に来ております。
白水ダムの優雅な流れにすっかり心を奪われたわたくし。

私は別にダムマニアではない。 しかし、死ぬまでに見ておきたいダムが2つありました。 その一つは、富山県「黒部ダム」。 まあ、こちらは誰...

もう一つ、この水路系で訪問したい施設がありました。
名前は、「音無井路十二号分水」です。

音無井路十二号分水(大分竹田)円筒分水 B級珍スポット

ちょうど片側1車線のトンネルを抜けたところにあり、
その道路を隔てて、車を置くスペースも広いので、
車でのアクセスは非常に行きやすい場所です。
(白水ダムとは雲泥の差)

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こんな感じの設備。
音無井路十二号分水(大分竹田)円筒分水 B級珍スポット

普通に都会に生活している人間ならば、
何?このUFOみたいな円盤は?って思いますよね。
どんな役割があるんやろ?

この円形分水の歴史、特徴が書かれた立て札がありました。
音無井路十二号分水(大分竹田)円筒分水 B級珍スポット

こちら、各地区の田畑へ均等に水が流れるように、
分ける仕組みになっているんです。
江戸時代から、その田畑用地水を確保するのに、
各地区で争いが絶えなかったそうです。
相当、難儀したように書かれておりますが、
1934年(昭和9年)に竣工しました。

では、素人の私ですが簡単に説明しましょう。
音無井路十二号分水(大分竹田)円筒分水 B級珍スポット

まず、どこからか主水路をひいて、
それを上写真の円形部分内中央に下から注入します。
するとそこから湧きだした水は、3つに仕切られた外円に流れ込みます。
そして、3方に分かれた用水路によって、
各地区に水が均等に届けられるんですよ。

石碑がありました。
音無井路十二号分水(大分竹田)円筒分水 B級珍スポット

この水争いで、命を落とした方がいたかもしれません。
現に事実、江戸時代にこの計画を提案した須賀勘助って方は、
その時の工事は失敗し、自責の念から切腹しているんですね。

大切なこの水の流れ。
音無井路十二号分水(大分竹田)円筒分水 B級珍スポット

こうして、我々の生活が成り立ってるわけだから感謝しなきゃ。
この日は本当に、自然の力と融合しようとする人間の知恵に、
無限大の力を感じさせられた1日でした。
こういう普段の生活では発見できないことが見つけられるので、
旅ってええですね。

行ってよかった?
★★★★★☆☆☆☆☆(10段階評価で星5つ)

住所:大分県竹田市九重野百木
電話:なし
営業時間:24時間
定休日:なし
見学料:無料
駐車場:あり

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