九州北部のええ温泉をレンタカーで巡る3泊目。
阿蘇、そして長湯温泉、そしてさらに東へ向かった先が「別府」です。
過去の九州旅でも、この地は必ず立ち寄った温泉大国ですね。
その宿泊先として選んだのが、別府明礬温泉「岡本屋旅館」です。
まず私は別府の市街地にある熱くてさっぱりした泉質はあまり好きではない。
例えば、鉄輪温泉なんてそうです。
しかしこの山手に登って来た、明礬(ミョウバン)温泉は硫黄の香りプンプンしてて好み。
さらに以前から日帰りで行こうと思ってたここの旅館が、既に日帰り入浴をやめたってことで、宿泊で絶対に行ってみようと思ってたんですね。
この地でも歴史があって、温泉好きなら誰もが一度は浸かってみたい温泉を有するのがここの宿です。
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ロビー入ってすぐ。
この重厚な雰囲気・・・ええですね(^^;)
落ち着いた雰囲気を大事にする宿なので、小学生未満のお子さんはお断りされている宿です。
そう書くと高飛車っぽく聞こえますけど、従業員さんはしっかりとしたおもてなしが出来る方々ばかりで居心地よかったです。
裏から見ると、普通に民家か?って思うような外観なんですけどね(^^;)
しかし中に入ってみるとホント立派な旅館なんですよ。
ただ今回泊まった部屋は、平凡な和室だと思います。
まあ一番安いプランにしましたからね。
貧乏人なもんで、この高級系旅館では贅沢に泊まれません。
楽天トラベル1泊朝食付きのプランで、1人税別8000円ちょっとでした。
★楽天トラベルで安く旅が出来ているので、頻繁にあちこち行っています★
なぜ夕食をつけなかったのかは、1泊2食プランにすると1人1万3千円ほどになるんですよ。
夕食に5000円も貧乏人にはお金をかけることは出来ない。
なので地獄蒸しにした食材を持ち込んで、部屋で飲み食いすることにしたんです。
窓からの風景は、別府の市街地を見下ろす位置。
夜になると街の夜景が綺麗に見えましたよ。
卓上のお菓子。
ゆずまんじゅうが置かれました。
あと地獄蒸し玉子がもらえる入場券と、近くの明礬地獄が無料見学できる券もいただけました。
そして、冷蔵庫には無料でいただけるお水も入れられてましたね。
風呂上りにありがたくいただきました。
温泉があってこそ、ここの旅館を選んだんです、早速お風呂へ。
大浴場は内湯に3つの浴槽がありますね。
硫黄泉らしく、この白濁りの湯が特徴ですね。
しかしこっちは薄濁りだな。
小さい浴槽ほどフレッシュでこんな湯なんでしょう。
白く濁ってくるのは空気に触れることでそうなりますからね。
では、泉質表で分析してみます。
もう1枚。
源泉温度74.4度、PH値2.6の酸性単純硫黄泉となっております。
成分総計はもっとすごいかと思ったら、たった516㎎/kgしかないんですよね。
なので単純泉なんです。
硫化水素イオンが21.4㎎あるんで、かなり硫黄の香りは強いんやけどな。
加水・加温・循環ろ過・塩素消毒については明記がありませんでした。
飲用ができるってことで、循環ろ過、塩素消毒は絶対にしてはないでしょう。
加温もこの温度ですからしてないでしょうね。
あとは加水なく、いかにこの熱い源泉温度を冷ましてるのかです。
で、ここの旅館が温泉好きなら誰でも知ってるわけはこれ。
大きな露天風呂があるんですけど、この色!見てくださいな!
白に青が混じったミルキーブルーの色合いをしているんですよ。
宿では「青磁色」と表現しておりますね。
お湯は、内湯に比べるとヌルメで、だらだらと浸かっていられます。
小さい湯の花が大量に舞っておりますが、硫黄の香り以外はさっぱりしたもんかな。
しかしこれだけ素晴らしい露天風呂も他にはないでしょう。
私自身、確実に行ってよかった露天風呂のトップ10にランクインするのではないかな。
前日、酔っ払って夜遅めの時間にお風呂へ行けなかったので、朝6時の早朝風呂でじっくり1時間くらい、まだ空も薄暗い中から、ミルキーブルーの露天でゆったり過ごしてました。
朝もやの中、どんどんと日が明けていくこの時間が最高に至福を感じられましたね(^^)
うん、想像してたとおり、最高の宿です(^^)
夕食はつけませんでしたが、無料でいただけるものがあります。
日付変わって明日0時に続けますね。
各25点満点
かけ流し度 :24点
施設充実度 :22点
お値打ち度 :20点
風情・快適度:25点
総合評価 :91点 評価Aランク
(総合評価のみ100点満点)
住所:大分県別府市明礬4組
電話:0977-66-3228
チェックイン:15:00 (最終チェックイン:18:30)
チェックアウト:10:00
総部屋数:15室
駐車場:16台(無料・要予約)
日帰り入浴:やっておりません

源泉かけ流しの宿 (メディアパルムック)
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