私は子供の頃から第二次世界大戦時の軍艦が好きで、
よく、ウォーターラインシリーズのプラモデルを作ったりしていました。
昭和20年4月に戦艦「大和」が片道分だけの燃料を積んで、
沖縄に向かった「菊水一号作戦」は、戦記を何回も読んだことあります。
その時に護衛艦として出撃した駆逐艦が眠る防波堤があるんだとか。
福岡県、北九州響灘工業団地にある「軍艦防波堤」を訪ねました。
いちお曲線を描いた船の形は分かるんですけど、
周りはコンクリートで塗り固められており、
これが船だと説明を受けないと分からないでしょう。
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こちらには3隻の駆逐艦が沈められているんですけど、
表面上に現れているのは駆逐艦「柳」のみ。
あとの「冬月」、「涼月」は、すでに埋没されています。
二等駆逐艦なので、こちらはちっちゃいです。
戦艦「大和」特攻の際に、一緒に出陣し大破した駆逐艦です。
で、この作戦にも参加した、駆逐艦「雪風」って艦艇が大好きなんですね。
真珠湾攻撃から大和特攻まで16回以上の主要な作戦に参加して、
ほぼ無傷で生き残ったんです。
「奇跡の駆逐艦」と呼ばれた艦艇。
この戦記も子供の頃読んだんですけど、強烈な印象を残しています。
ここに軍艦が埋まっているなんて知らずに釣りやってる方も多いんやろな。
戦争遺跡・・・
興味が無い方には、正直つまらんと思いますけど、
こういうの見ると、私は、あぁ~こうした礎があるからこそ、
この世の中で生かされているんだなって実感できるんですよ。
今後の旅でも道中、きちんと調べて訪問したいと思っています。
行ってよかった?
★★★★☆☆☆☆☆☆(10段階評価で星4つ)
住所:福岡県北九州市若松区響町
(日塔建設の対岸)

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