米沢市街地を南下、吾妻連峰と呼ばれる地域を目指します。
福島市西部から米沢市南部にかけて拡がるこの山地は、温泉好きならば誰もが知ってるええ泉質の湧いている地域ですね。
なので、本日~明日にかけて色々と巡ってみようと思ってます。
その第一弾、「白布温泉 中屋別館不動閣」にやって来ました。
標高900mに位置する、山ん中の1軒宿。
歴史を感じる風情ある旅館です。
今回も入浴料500円のところ、「まっとうな温泉」を使って無料利用させていただきます。
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さて、浴場に向かう。
内湯と露天とは、場所が違うみたいですね。
その内湯は「オリンピック風呂」と呼ばれ、非常に有名なんだとか?
昭和39年(1964年)に開催された東京オリンピック・・・
この年にここの宿の大浴場がオープンしたので、オリンピック風呂と名付けられたんだそうな。
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そのオリンピック風呂。
長い。
まさにプールを彷彿させてくれますね。
その長さは男性用は18mあるんだそう。
窓からの景色は完全に山ん中です。
最上川の源流が流れております。
お湯は完全無色透明、クセはなくって温泉感は全然感じません。
では、泉質表で分析してみましょう。
もう1枚。
源泉温度56.8度、PH7.8の硫黄泉。
これを見てびっくりしましたね、へ?硫黄泉??
白濁りも全くないし、浴場に入った時も、その匂いはほとんど感じ取れなかった。
蒸発残留物は1262mg/kgで硫酸イオンがそのほぼ半数を占めます。
しかし、硫化水素イオンの項目を見て下さいな、わずか0.8mg・・・そりゃ硫黄感がないのも納得です。
その源泉に井戸水を加水し、あとは完全放流されていますね、塩素消毒もなしです。
場所を変えて、こちらが露天風呂。
露天らしい開放感はなく、オリンピック風呂とそんな大差はない風情。
こっちの温泉表示も一緒ですね。
加水のみの源泉かけ流しです。
この地域の泉質の期待値を上げすぎたのか、拍子抜け・・・
自身の好きな硫黄泉とは全く異なるものでした。
ま、あと、何軒もはしごしますから、好みの泉質もあるでしょう。
では吾妻山シリーズを当面続けますね。
各25点満点
かけ流し度 :22点
施設充実度 :19点
お値打ち度 :15点
風情・快適度:19点
総合評価 :75点 評価Bランク
(総合評価のみ100点満点)
住所:山形県米沢市大字関1514
電話:0238-55-2121
日帰り営業時間:13:00~18:00
定休日:無休
入浴料:大人500円
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