別にダム好きでなくても、その名前は何度も聞いたことあるかと思います。
その名は「黒部ダム」。
行った人間からは、必ずよかったって聞いておりましたし、
私自身、そんなダムマニアってほどではないんですけど、
人工で作られた巨大建築物って大好きなんですよね。
なので、この日本一周旅で必ず行く施設の5本の指に入れておりました。
では、人生初めての黒部ダムに向かいましょう。
まず黒部ダムへ行くのに、どのルートを通れば一番安く行けるのかは調べました。
すると、この駅まで来て、そっから、関電トンネルトロリーバスで向かうのが、
一番安いです。
富山県側からですと、バスやロープウェイ、ケーブルカーなど、
乗り継いで行かねばいけませんからね。
しかし、天気悪いな、これでダムの景観見ることができるのか心配。
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このアーチダムカレー(880円)は、B級グルメ好きな方の中では有名なカレーですね。
私は、昼ご飯食べてきたとこなんで、食いませんけど。
往復で2570円ですから、貧乏旅では痛い出費ですけど、
まさか登山で向かうわけにいかんし、仕方ない。
架線が上についているので、タイヤのついた電車と言ってもええですね。
山の自然を壊さないように考えられた交通機関。
電気自動車なんてまだまだ開発もされていなかった時代のバスです。
しかし、架線がないとこでも、バッテリー駆動で少しは走ることができるみたいです。
こういう通路を通って進みます。
結構、水位ありますね、前日からの雨の影響かな?
この日、6月9日やったんで、こういう放水はないと思ってました。
観光放水は6月26日から10月15日と聞いてたけど、やってる?
この時期では普段は見ることはできないダイナミックな放水を、
こうして間近に見ることができてよかった(^^)
高さ186mあるんですけど、昭和38年に完成してから、
ここ以上に高さのあるダムは他に日本には存在しないんですよ。
あ、けど違うと思います、もっと標高が高いと思う。
この日は雲がかかっていて、景色はイマイチでした。
すごく古い直線型のダムのようにも見えますね。
観光放水ではない貴重なものでした。
では、えっちらおっちら、さらに高い所にある展望台にやって来ました。
標高1500mを超える高さらしいです。
全然ダメやわ、全く見えへん。
高所恐怖症の人には無理でしょうね。
ホントもうちょい天気がよければ・・・
気温は下界よりも5度くらい寒かったと思います。
この黒部ダムが出来るまでの実写フィルムも上映されてました。
「黒部の太陽」という映画がこのダム工事を元にした映画が作られました。
(私は年代が違うので、全然知りませんでしたが)
しかし、三船敏郎と石原裕次郎のダブル主演やったんですね。
一度見てみたいな(^^)
こんな足場を作って、ダム工事前の事前調査行ってたんやね。
旅日記本編にも書いたけど、私はいくら金を積まれてもできない仕事です。
足が絶対に前へ進まないと思う。
後から調べてみると、このダム工事に携わった人は、延べ1000万人。
そして、171名もの人がこの工事中に係る事故で亡くなっているんですよね。
こんな山ん中にこれだけ巨大なものを造ったんやもんな~
その大変さは計り知れないもんがあります。
うん、非常によかった(^^)
もっかいまた来ようって思わせてくれましたね。
ただ同じルートやとつまんないから、今度は富山側の立山連峰を抜けるルートやな。
晴れた日に、またいつか、この黒部ダムは再訪すると思います。
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
電話:0261-22-0804
黒部ダムに行く最短交通手段は以下の通り
長野県側、車で扇沢駅まで、無料駐車場も離れたところにあります。
関電トンネルトロリーバスで扇沢駅から黒部ダム駅へ往復2570円。
冬期(毎年12月1日 – 翌年4月中旬)は運休しています。
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