今回のバンコク旅は初めての海外旅とは思えないことをやろうと思ってました。
それはアユタヤへ向かうのに、タイの国鉄ローカル列車で移動すること。
タイ語はもちろん、英語もしゃべれない私なんで、これは非常に敷居が高い移動手段でしたね。
ただ、私は乗り物好きやし、変わったことを旅先でやることが好き。
徹底的に旅へ出掛ける事前に調べて、やってみることにしました。
まずその出発する始点駅は「ファランポーン駅」。
タイ地下鉄のMRTとも接続されている、タイ国鉄の一番中央となる駅です。
ここから出発するために、私は直ぐ近くのホテル滞在を今回選びました。
スポンサードリンク
こちらが切符販売の窓口。
自動券売機ではありません、対面方式の販売になっております。
なので、タイ語出来ないなら、カタコト英語で、自分の乗りたい列車を伝えることが必要です。
そのためには事前に出発する列車の時刻表を調べることが第一。
私は以下のサイトを参考にしました。
http://www.railway.co.th/main/index.html
タイ国鉄の公式サイトですが、英語表記に切り替えることもできます。
英語ですと、大体操作方法は分かりやすいでしょう。
すると、8時20分発の快速列車がちょうど1日行動するのにええかなと決めましたね。
同じ時間帯10分遅れに特急列車もありますけど、全席指定で運賃がだいぶ高くなると思いましたし、特急と言えど到着は快速列車の方が早い。
なので窓口ではこう伝えましたよ。
「To Ayutthaya , 8:20 O’clock train , please .」
これだけでちゃんと通じましたよ(^^)
ただ、チケット渡されたときに、「ナンバーイレブン」って言われたんです。
これはまず意味分からなかったですね。
こちらがその渡された乗車券です。
8時20分の列車で、クラスが3って表記されていますから、最下等の3等車両です。
特に何も言わなければこの最下等のチケットになるんでしょう。
シート番号の所は無記入ですから、自由席です、空いてるとこならどこへ座ってもええ。
そしてプライス、運賃は20バーツとなっております。
日本円で約70円ですから、1時間20分かかる移動時間のこの距離で、この値段はさすがタイですよね。
タイの庶民と同じようなことをすると、やっぱタイって何するにも安い国だなって分かります。
このプラットホームがええよね~
日本でこの雰囲気を持つ駅はもうないでしょう。
こういう列車で旅を1度してみたかった。
で、「ナンバーイレブン」の意味が判明した。
列車が出発するホームのナンバーだと分かります。
うん、あれだ、あれに乗ろう。
こっちはおそらく10分後に発車する特急列車だと思います。
さすがに座席は全然違ってゆったりとしていましたね、エアコンもついてたし。
ただ運賃はアユタヤまででも、200バーツ(700円)は超えるお値段となります。
庶民と富裕層との違いは、ここタイでは相当なもんです。
こちらが、私のような貧乏人が乗る3等車の車内。
もう1枚。
乗っているのは、アユタヤ観光に向かう外国人バックパッカーがほとんどでした。
しかし、途中の駅からは、地元タイ現地庶民の方が続々と乗って来て、立つとこもほとんどないくらいに満員でしたね。
あと気を付けてほしいのは、この3等車にも指定席はあるってこと。
途中乗車してきたタイ人のお母さんと子供2人の3人は指定席でチケットとってたみたいで、先に座ってた外国人観光客の3人を私たちの席だからと言ってる雰囲気でその席に座りました。
この3等車は基本自由席と言えど、指定の方がおられたら、席は譲りましょうね。
途中、ドンムアン駅。
ドンムアン空港と直結しております。
ドンムアン空港からバンコクの市街地へ行きたい(逆も)なら、このタイ国鉄での移動が最安でしょう。
あと、ここドンムアン駅に到達するまでに、車内検札がありましたよ。
ここ何駅やったやろ?
全然わかりませんが、車窓をこうして眺めながらの旅はやっぱええもんですな。
アユタヤ駅に到着。
私が乗った列車は遅れることなく、9時41分に到着しました。
アユタヤ駅の全景。
ちなみに帰りはロットゥという乗り合いバスみたいなので帰りました。
以下、参照ください。
こちらは夜のバンコク(ファランポーン)駅の情景。
しかしこの付近、夜遅くに歩き回るのは大変危険なので避けてください。
ホームレスも結構おられるので、出歩いたとしても電車のある24時くらいまでが無難です。
私も22時までには帰ってくるようにしました。
以上、別にタイ語、英語できなくても、タイ国鉄であちこち移動できそうやなってことはお分かりいただいたかと。
運賃も一番下のクラスにしたら、めっちゃ安いしね。
ただ、遅れることは日常茶飯事のタイなんで、それだけはご注意してくださいまし。

バババババンコク ハマッてカマッてタイ旅行〈デジタル版〉
スポンサードリンク