私は他とは違った個性を放つ建築物が大好き人間です。
なので過去の旅も、そういう建造物を眺めに行っておりますね。
珍建築
https://bkyugourmet.net/travel/chinkenchiku/
ここ台北にもそんなシンボルとなるべき高層建築があるんですよ。
「台北101」にやって来ました。
その名のとおり、地上101階建ての建築物です。
7年間の工期を経て、2004年に世界一の超高層建築物として竣工しました。
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では、その高さを実感いたしましょう。
高さは509.2mで、2007年7月にブルジュ・ハリーファに抜かれるまでは、ビルとしては世界一の高さやったんですよね。
日本一のあべのハルカスが300mですから、どれだけ高いのかお分かりかと。
現在でもまだ、世界で12番目に高いビルです。
台湾101のタワー部は、節のようなものが全部で8つあり、8層立てのように見えます。
これは「發財」といって、お金がどんどん入ってくる数字と言われる「8」にこだわってデザインされているんだそうな。
その設計は李祖原建築事務所、施工は熊谷組を中心としたJVにより総工費は約600億元かけて行われました。
この下層階にはずらりとショッピングセンターが立ち並んでいます。
世界最大規模の店舗面積を誇る「Dior」、アジア最大規模の「MIU MIU」、また「PRADA」「BURBERRY」「TOD’S」「MONT BLANC」といったトップ人気ブランドなど約120もの店舗が軒を連ねておりますね。
中の設計は風水の要素をふんだんに取り入れています。
良い気を取り入れて、逃がさないようになっていたり、台北101の入口付近には水がぐるぐると回って、お金の回転がいい=商売がうまくいくことも意味してるんですよ。
そして、これだけ高いビルですから、もちろん展望台もありますね。
展望台は88~91階に位置しています。
入場料金は600元(大人料金)。
なので、日本円にすると、約2200円っていったところか。
私はさすがにこれだけの額を出してまで上ろうとは思わない貧乏人です。
そして、この展望台への入り口にはこんな展示も。
実際に、昼と夜の展望台から見える景色がパノラマで表示されているんですよ。
これを見て、実際に上った気分でいることにします(^^;)
昼。
そして夜ですね。
夜景好きな私はどちらかと言えば、夜に来たいですね。
また台北101では、耐風や制震のため「ウインドダンパー」という重さ660t、直径5.5mの巨大ダンパーが92階から87階にかけて設置されています。
ビルが揺れると、ウインドダンパーも動き出し、台北101のバランスをとってくれるんですよね。
2500年に1度という規模の大地震に耐えられるように建てられているんですよ。
台湾も日本と同じで地震の多い火山国なので、こういう防災設備が整っています。
館内にはミュージアムもありますよ。
ショッピングに、また明日紹介するグルメも含め、1日いても飽きない造りになってますね。
また、名物はこの花火。
毎年カウントダウンイベントとして、新年を祝う花火を実施しています。
開催時間は、元旦0時から約3分間(年によって異なります)。
台北101を覆い尽くすように、ビル全体から美しい火花が舞い散るんですよね。
これは1度見てみたいなって思いませんか?
また、この台北101はどこの台北市街地からも眺められますね。
なので、自分がどの位置にいるのか、この台北101が見える方向で把握することができます。
こんな素晴らしい建築物ですが、先述したとおり、グルメも宝庫なんですよね。
中でも地下におっきなフードコートがありますので、引き続き明日、ご紹介いたします。
住所:No. 7, Section 5, Xinyi Road, Xinyi District , Taipei City, 台湾 110