以前の記事にもしましたけど、私の株式関係の投資は中長期運用が中心です。
主に株式で、配当金・株主優待の利率のええとこを狙っていますね。
仮に下がったとしても、また値上がるからと気楽な気持ちで長期保有しております。
また全体的に分散投資しておりますので、
値上がっているものもあれば、値下がっているものも多いので、
その含み益自体は全くたいしたことがないんですけどね(^^;)
そんな中、これは長期保有して、失敗したなって思ってる投資関係・・・
それを今回、暴露させていただきます。
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それは、投資信託のアクティブ運用している毎月分配型ファンド。
まだまだ投資素人(今でも完全に素人寄りですが・・・^^;)やったとき、
これ買っておけば、毎月利息が入ってくるようなもんやん、お手軽~♪
って安易に、NISA枠でどっかーーんって購入しちゃったんですよ。
(分配金に税金かかんないもんね)
とは言っても、きちんと分散投資は心がけました。
日本の株式や、海外の株式、そして債券、国内・海外REAT、原油などのエネルギー株、
全部で20くらい分散投資しているかな。
ただ、その時選んだのは先述どおり「毎月分配型」タイプのファンド。
するとですね、毎月分配金は入ってくるお知らせメールが来て、
NISAを開設してる楽天証券の口座に、徐々には増えていったんですが、
トータル収支では、どんどんマイナスになっていく・・・
マイナスの赤い数字がついたものがズラズラと・・・
なんで?って思われる方もおられるかもしれません。
実はこういう仕組みなんです。
普通は株式を購入しても、その株価の変動は、その企業の業績であったり、
景気の変動で左右されますでしょ?
しかし、こういう分配型の投資信託はそうではないんですよね。
投資信託には「基準価額」というものがあります。
毎月分配型のファンドは、完全に運用で負けたような月には、
利益なんてもんはなく、客から預かった純資産から、分配金を出しているようなもんです。
なので基準価額は下がるんですよ。
そう、毎月分配金を渡して投資家には得をしているように思わせて、
実際は、投資家の投資資金を削って、分配されてるようなもんです。
ホンマ、詐欺のようにしか思えないですけど、
それはちゃんと購入時の「目論見書」で明記されてますからね・・・
(しかし細かすぎるし、まわりくどい言い方でそこまで読んでる人も少ないと思う)
例えば、私の購入した2点の例を挙げてみます。
日本株ハイインカム(毎月分配型)(ブラジルレアルコース)。
グローバル・リート・トリプル・プレミアム・ファンド。
青のラインが「基準価額」
両方とも見事なくらいに「基準価額」を下げております。
そして、赤のラインが基準価額に分配金をプラスした額なんですよね。
この赤のラインが騙しのテクニックです。
実際投資した資金は目減りして、分配金足しても投資した額に達しない。
昨年後半のトランプ相場で世界的に株式市場は上げているにも関わらず、
基準価額は一切上がらない、どんな下手な運用してるねん!!!
毎月分配されているからプラスになってるやろと思えば、結局儲かってないんですよ。
ずぶの素人が投資へ安易に手を出す結果がこれです。
そして投資信託は、そのファンドの運用にもお金がかかってますから、
「信託報酬」も差し引かれているんですよね、負けてても取られるもんな。
他人に任せるからこんなことになるんです、ホンマ、アホらしいわ。
そんな危険な毎月分配型投資信託・・・
これから証券口座開いて、余剰資金を投入してみようかと考えておられるのなら、
分配金に目がくらんだらいけませんよ、気をつけましょうね。
私自身、なんとか投資信託系でぎりぎりプラス収支になっているのは、
後々、インデックスファンド(ETF含む)にも手を出しているため。
毎月投資型で都度投入してますので、こちらはプラス収支です。
インデックス投資に関しては、またお話することができる機会ありましたら、
ご説明いたしますね。
証券口座を新たに作るなら、無料登録ポイントサイト経由がお得です。
私もいくつか口座をポイントサイトから作って、それをお小遣い代わりにしてます。
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