福井県勝山市にやって来ております。
そしてこの地に日本一背の高いお城があると聞いて、見てきましたよ。
そしてさらに、日本一の高さの五重塔もここ勝山市にあるんですよね。
そういう巨大建築物は逃さず、この日本一周旅は巡っております。
「清大寺 越前大仏」にやって来ました。
まず、上の写真はかなり遠くから撮影したものです。
この清大寺の規模のでかさが、お分かりかと思います。
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東大寺の南大門にも匹敵するかてくらいのでかさです。
ただ、この門に差し掛かる前に、門前町があるんですけど、
完全にゴーストタウンになっておりました。
なぜにここまでの規模のでかいお寺に参拝客がほとんどいないのか・・・
この日は日曜やったのにですよ。
明らかに、東大寺を意識して建てられたんだなって分かります。
500円ですけど、全国大仏めぐりをしている私は惜しみなく使いましょう。
そして人っ子1人もいないのもすごい!
よかった~大仏殿の中には参拝客がおられました(^^)
左側下にお二人写っておられますよね。
これで、この越前大仏様の大きさがだいたい分かると思います。
像高17.0mと、奈良大仏様よりも大きいんですよ。
奈良大仏は像高14.98mですからね。
台座も含めると28mの高さがあります。
さすがに建物内にこれだけの大きさの像があると、
現代の建築技術ってすごいなって思います。
奈良時代の東大寺建設なんて国を挙げての事業でしたけど、
今じゃ、1人の資産家の手で造ることができるもんね。
実はこの大仏様、勝山城も建設した、
相互タクシー創設者の多田清氏が私財を投じて建立されたんです。
兵庫県北部の黄金の3連星但馬大仏を建立したのも多田清氏。
その財力はとてつもなかったんですね。
バブル期のタクシー会社って、そんなに儲かったんや。
高さ10m級の4体の立像が、脇を締めておられます。
高さは75mあります。
ちなみに2番目に高い五重塔も、多田清氏が手がけた但馬大仏のお寺にありますから、
上記リンクを興味があれば覗いてみてください。
その風景。
となにからなにまでスケールのでかいお寺ですけど、
ホント参拝者の数の少なさもすごい・・・
建立当初は、参拝料を3000円もとってたらしいけどね。
今じゃ、500円でも誰も入ってない。
納税が困難になって、宗教法人となり、
今では五重塔など敷地内の建物は公売にかけられているそうです。
多田さんは既にお亡くなりになっておりますが、
但馬大仏、越前大仏、勝山城を天国からどのように眺めているんでしょうか?
これだけの建造物が、これほどまでに世に知らしめすことでけへんかったとは、
思ってなかっただろうな~
住所:福井県勝山市片瀬50-1-1
電話:0779-87-3300
営業時間:8:00~17:00
定休日:年中無休
入場料:500円
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