北海道の炭鉱跡廃墟めぐり・・・
ここで今回最後となります。
本当は、羽幌にある廃鉱跡も行こうかと思ってたんですけど、
今回、北海道中央部で立て続けに3つ回って、
他はもうええかって気持ちになったんでね。
「赤平炭鉱」に立ち寄りました。
町中、道路沿いにありますので、この立坑櫓はすぐに見学できます。
って中は老巧化もしておりますし、立ち入り禁止ですが。
スポンサードリンク
1950年代には鉱業都市としてその最盛期を迎えた赤平市。
その中心となった炭鉱ですね。
深さは約650mまで地下に潜ることができました。
閉山時期は比較的まだ新しく、1994年(平成6年)なんですよ。
なので、この立坑櫓も廃墟っぽくはないです。
ここで粉塵や汗で汚れた体を洗い流して、疲れを癒やし、帰路につきました。
これ、自然に造られた丘やないんですよ。
石炭採掘時に発生する不要な岩石が積み上げられてできた山なんですよ。
通称、「ズリ山」。
今では草木が生い茂り、炭鉱でできた人工の山っぽくないけど、
昭和38年にはこんな形やったんですね。
これで掘り出した石炭を一時保管するだけの一部分。
ここから排出される岩石も非常に多かったみたいです。
どれだけ大規模やったのか分かりますね。
1960年には6万人近くいた住民も、今では1万人ちょっと。
2040年には5千人程度に減少するという予測です。
夕張市、三笠市、赤平市と、
ちょうど札幌の東側、そしてふらのの西側に位置しておりますが、
ふらのが、観光地として栄えているにも関わらず、
この地域は、廃れ方がすさまじいです。
しかし、その中、ここ赤平市の炭鉱遺産の整備は、
少ない予算ながらに頑張っておられると思いますよ。
北海道炭鉱遺産に触れるなら、一番お手軽に訪問できる地やと思います。
【送料無料】ワンダーJAPAN(日本の不思議な《異空間》800)
スポンサードリンク