栃木県の中でも那須塩原周辺は、
非常に泉質のええ温泉がいっぱいあるイメージがあります。
ですので、この地域では温泉めぐりを重点的にスケジュール組んでおります。
そんな中、「塩原温泉郷元湯温泉 秘湯の宿 大出館」にやって来ました。
那須塩原の中でも、非常に山奥にある温泉地。
結構な山道を登ってきました。
館内、結構くたびれた印象の施設ですけど、
あまりにも温泉の泉質が濃くって、その腐食が激しいらしい。
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そして、こちらの施設、以下の温泉本が使えました。
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本来、日帰り入浴料600円のところ、このまっとうな温泉を使って、無料入浴です。
ここの温泉はまっとうな温泉掲載の中でもさらに一押しの温泉ですから、
非常に楽しみにしていましたね。
なんでも珍しい、鉄の香りがする黒色の泉質なんだとか。
先客がいっぱいで、浴槽の写真はありませんが、内湯が1つ。
確かにぱっと見た目は黒色に見えるんですけど、実際に浸かってみると、
灰色の色合いに、黒い湯の花が舞ってるって印象です。
そして、金気臭がかなり強いです。
確かに、私が今まで浸かったことのない泉質。
源泉温度52.6度、PH値6.4の中性の高温泉です。
この泉質表にも○をつけて強調されているとおり、
第一鉄イオンってのが4.4mg含まれております。
他の温泉地の成分表ではここまで高い数値は項目にめったにありません。
この泉質が100%かけ流しなんだから、そりゃすごいわ。
こちらは五色の湯。
内湯は2段構成になっていて、熱い方のお湯がもう片方に流れ込む仕組み。
なので、私はもっぱらぬるい方で(^^)
しかし、こちらは墨の湯と違って、硫黄の香りがたっぷりなんです。
同じ地でここまで泉質が違うのも珍しいですね。
あと外には自然の中でを満喫できる露天風呂もありますけど、
そこは人がいっぱいでした。
平日の午後やったんですけど、温泉マニアですごい人気ですね。
源泉温度57.7度、PH値6.5の含む硫黄・ナトリウム-塩化物炭酸塩高温泉。
成分総計は3416mg/kgと非常に濃い成分表示です。
ここの浴場も、その泉質が、加水、加温、塩素消毒一切なく、
100%源泉かけ流しで運営されているのですから、
それが浴感に伝わってくるのは当然でしょう。
御所の湯という内湯のみの混浴浴場もあります。
泉質表ご覧のとおり、五色の湯とは、あまり変わりはありません。
これだけの泉質を持つ宿・・・1回は宿泊してみたい気分になりましたね。
建物、そして浴場ともに綺麗な所はありません。
しかし、それを補うだけのとんでもない泉質を持つ宿です。
私自身、今までいろんな温泉の日帰り入浴、宿泊を経験してきましたけど、
ここまで異なる泉質、そしていずれもが質が高いってのは、かつてない経験でした。
源泉かけ流し好きならば、一度でも体験しておかないと損、とまで断言できますね。
各25点満点
かけ流し度 :25点
施設充実度 :22点
お値打ち度 :25点
風情・快適度:20点
総合評価 :92点 評価Aランク
(総合評価のみ100点満点)
住所:栃木県那須塩原市湯本塩原102
電話:0287-32-2438
日帰り入浴営業時間:10:00~16:00(受付は14:00まで)
定休日:なし
日帰り入浴料:大人(15歳以上)600円、小人(3~15際未満)300円
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