約200名もの人間が犠牲となった雪中行軍「八甲田山雪中行軍遭難資料館」(青森市)

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青森県の有料見学施設では、必ず行こうと思っていた地です。
八甲田山では、日露戦争前の雪中行軍訓練で約200名もの方が亡くなりました。
その映画をリスクマネジメントの教材として、研修で見たこともあります。
「八甲田山雪中行軍遭難資料館」で、その行軍の模様を見学いたしましょう。

約200名もの人間が犠牲となって雪中行軍「八甲田山雪中行軍遭難資料館」(青森市)

入場料は、大人260円です。

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入ってすぐに、こちらの人物の像が。
約200名もの人間が犠牲となって雪中行軍「八甲田山雪中行軍遭難資料館」(青森市)

後藤房之助伍長。
実際の銅像は、八甲田山山中に立っており、こちらはFRP製のレプリカです。

目を見開いたままの仮死状態で、後藤伍長は捜索隊により発見されました。
約200名もの人間が犠牲となって雪中行軍「八甲田山雪中行軍遭難資料館」(青森市)

彼は助かりますが、凍傷で両手、両足を失いました。
ただ、その証言により、捜索隊が本格的に活動できたんだそう。

ずらっとパネルで、いかに雪中行軍がプランニングされたか説明されています。
約200名もの人間が犠牲となって雪中行軍「八甲田山雪中行軍遭難資料館」(青森市)

訓練に参加した人間210名中199名が死亡しました。
世界で起こった山岳遭難では、史上最悪の死亡者数です。
またパネルとともに、実際どのように行軍を進めたか、
その模様をわかりやすく、卓上に模型を作っておられます。

けど200名も亡くなった隊もあれば、1人も死なずに完遂した隊もあるんです。
約200名もの人間が犠牲となって雪中行軍「八甲田山雪中行軍遭難資料館」(青森市)

事前の準備と、その地に詳しい地元民の参加。
映画では犠牲者を出さなかった隊は、高倉健が隊長を演じてました。
実際の仕事で役立つ要素が、この映画には詰まっておりました。

そして200名もの犠牲者を出した隊長は、謎の死を遂げております。
約200名もの人間が犠牲となって雪中行軍「八甲田山雪中行軍遭難資料館」(青森市)

陸軍首脳の指示で薬殺された説が有力なんだそう。
映画では三國連太郎が演じておりました。
よく、○○だろうで仕事を進めるなと、
私自身、若い頃から上司にも言われてきましたし、それを遵守して生きてきました。
希望的観測で仕事を進めると、えらいめに遭遇します。

旅本編でも書きましたが、リスクマネジメント・・・
仕事ではもちろんですが、旅のプランニングにおいても重要です。
一度、この映画は見てみるべきだと、私はオススメいたします。

(日本一周旅148日目前編)の記事はこちら。

住所:青森市幸畑字阿部野163-4
電話:017-728-7063
営業時間:9:00~18:00(4月~10月) 9:00~16:30(11月~3月)
定休日:12/31、1/1、2月の第4水・木曜
入場料:大人260円、大学・高校生130円、70歳以上と中学生以下は無料

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