ママチャリ旅も広島市街地へ。
私の日本一周は、様々な日本全国の太平洋戦争時の戦時遺産を巡って来た旅でありますが、この地を訪問しなければこのテーマは成立しません。
「広島平和記念公園」にやって来ました。
アメリカは、朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして現在ではシリア爆撃など、いつの時代になっても空爆してますけど、日本本土空襲は原爆投下含め、規模が違いすぎますよね。
特に広島での原爆投下犠牲者は、推計ですが約14万人が亡くなったとされています。
スポンサードリンク
原爆ドーム。
原爆投下当時は「広島県産業奨励館」と呼ばれていました。
爆心地の中央にこの建物は位置してたんですよね。
それなのになぜ、このドームは全壊することなく形を留めたのか？
中心地やから、その衝撃波を真上から受けることで和らいだこと。
うまく爆風が窓を破ることで、外壁への衝撃が少なかったことなどが挙げられます。
しかし、中で働いていた方々はほぼ即死でした。
原爆の温度は太陽よりも高いんですよ。
太陽の表面温度は6000度ですが、原爆の焦点温度はなんと10万度・・・
この原爆ドームは爆心地すぐでしたから、人間の体なんてひとたまりもないですね。
ここの史料館も20年ぶりくらいの訪問でした。
「広島平和記念資料館」。
さすがにあまり記憶に残ってないから、再訪いたしました。
入場料は大人200円です。
入場者の3分の2くらいは外国人ではないでしょうか。
トリップアドバイザーの「外国人に人気の観光スポット2017ランキング」3位。
広島の市街地ではホント外国人観光客をよく見かけました。
「厳島神社」も人気ですもんね。
原爆投下後の広島市街地。
爆風とその熱で、なんも残ってないですね。
仏像もこのような被害を受けました。
館内、悲惨な写真や映像ありますけど、そういうのは撮りたくないので、この写真1枚だけとさせていただきます。
しかし、日本って国は放射能被害、多過ぎません？
広島、長崎の原爆。
そしてビキニ環礁での水爆実験で「第五福竜丸」の事件。
さらに、福島原発は今なお、その爪痕をぬぐえないです。
やっぱ資料館も今回改めて訪問してみてよかった。
ここの資料館の展示を見て、「ノーモア戦争」を感じない方はおられないと思います。
日本人ならば沖縄の戦時遺産と共に心に刻んでおくべき場所です。
二度とこういう被害がおこらないように願いながら、私の戦時遺産巡りは続けますし、またこのブログでも私が生きている限り、未来永劫、記事にします。
広島平和記念資料館
住所：広島県広島市中区中島町1-2
電話：082-241-4004
営業時間：【3月－7月】8:30－18:00
【8月】8:30－19:00（8月5･6日は20:00閉館）
【9月－11月】8:30－18:00
【12月－2月】8:30－17:00
定休日：12月30日及び31日
観覧料：大人（大学生以上）200円 高校生100円 中学生以下は無料
【送料無料】ワンダーJAPAN（日本の不思議な《異空間》800）
スポンサードリンク